H21 経産省サポイン(発酵・フェーズ1)

廃水産資源および食品加工残渣を原料とする
高機能性発酵飼料製造技術の開発

本案件では「中小ものづくり高度化法」に基づく、経済産業大臣からの法認定(発酵分野)を受けた研究開発計画の第1年次の内容について、競争的研究資金(平成21年度 経済産業省・戦略的基盤技術高度化支援事業)の採択を頂き、研究開発を実施いたしました。概要は以下の通りです。

1)植物残渣等を主原料とする「高機能性発酵飼料」の製造ルーティンにおいて、発酵物の経時変化を定量的に評価し、発酵物中の有用微生物群を明らかにするとともに、これらのデータをフィードバックして発酵飼料製造ルーティンの最適化を図りました。

2)発酵飼料の畜産動物(豚)への投与試験を実施し、生長促進等の作用が確認されるとともに、飼料投与による腸内微生物相の変化が明らかになりました。

3)発酵飼料の水産動物(マダイ)への投与試験を実施し、生長促進等の効果が確認されるとともに、エドワジエラ症発症の抑制効果がみられました。

詳細は、以下のリンクよりpdfファイルをごらんください。