学会報告(日本生物工学会)

日本生物工学会・2013年度大会(広島)におきまして、弊社が保有する技術シーズ(好熱菌微生物)の研究成果に関連する学会報告を行いました。講演タイトルは以下の通りです。

シンポジウム名:極限環境微生物を用いた動植物の機能向上と環境負荷低減の可能性

オーガナイザー:宮本浩邦(千葉大学)・酒井謙二(九州大学)

9月19日木曜日 午前9:30-11:45  D会場(コスモス1)

1)好熱菌発酵産物の経口投与による動物の肥満制御とその分子機構

○宮本 浩邦1,2,3,5
1千葉大院・融合、2慶応大・医、3日環科学、4三六九、5サーマス

2)好熱菌発酵産物が土壌環境制御、植物の生育環境制御に与える影響

○児玉 浩明1
1千葉大院・融合

【一般演題】

3)好熱菌発酵産物が植物の生長促進と生体防御の関連遺伝子発現に与える影響

○西田 彩夏1、宮本 浩邦1,2,3,5、三橋 朋美2、宇田川 元章4、宮本 久5、児玉 浩明1,2
1千葉大院・融合、2千葉大・園芸、3日環科学、4京葉プラントエンジニアリング、5三六九

【リンク】日本生物工学会2013年度広島大会関連 ホームページ

低脂肪豚のメディア掲載情報

2013年6月13日木曜日の日経新聞朝刊(関東版)に弊社が千葉大学との共同研究において開発した低脂肪豚肉(商品名:ノンメタポーク)に関する記事が掲載されました。電子版はこちらをクリック

同日夕方にはTBS系報道番組「Nスタ」でも、ノンメタポークに関する特集が放送されています。ノンメタポークは、通常の豚肉に比べて赤身部分の脂肪が3割程少なく、糖質代謝に関わるビタミンB1が1.7倍程多くなることが特長です。これらの豚肉は、関東の養豚業者によって生産して頂いており、養豚場では高温発酵した飼料エキス成分を給与させる次世代型のリキットフィーディングシステム・楽農工房(京葉プラントエンジニアリング㈱製)を活用しています。

このノンメタポークは、千葉大発ベンチャー・サーマス(日環科学・京葉プラントエンジニアリングなどが本年1月に共同で設立)が仮想商店街「楽天市場」に出店する「ノンメタポークSHOP」で、肉の日にちなんで、今月の6月29日より販売開始予定となっています。

現在、イタリアンレストランガストン&ギャスパー六本木店でも食べることができます。